2014年10月

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    950 : リベリオン ◆1sbbp3Vb3o [sage] 投稿日:05/01/30 12:07:50 ID:vekrX/uc0 [1/5回(PC)]
    じゃあ聞いた話し投下。 

    まだ名前がNTTになる前の電話会社に務めていたKさんはすごい釣り好きで、 
    同じ職場のHさんとよく夜釣りにいっていた。 
    地元のほとんどの釣り場を知っているKさんだが、ある時船釣りをしていたら、 
    知っている小さな漁村の近くに、未踏と思われる入り江と岬があるのを見つけた。 

    Kさんはそのあたりが何故かとてもよい釣り場のような気がして、 
    数日後にその漁村の知り合いの爺さんに、その岬と入り江に行ける山道を聞いた。 
    すると年配の漁師の爺さんは、「あそこは変だから行かないほうがいい」 
    と言って、なかなか抜け道を教えてくれない。 
    「何が変なのか?」とKさんが聞くと、爺さんは「昔山伏だか坊さんがいたところで、 
    ドザエモンもあそこだけは避ける。いい漁場だがとにかくおかしなところで、 
    浜の奴は誰もあそこには行かない。・・・・あー、昔行った奴がいて、 
    しばらく大漁だったが、頭がおかしくなって行かなくなっちまったよ。あんたらもやめとけ」 
    漁師はそういうと忙しそうに船に乗ってしまった。 

    Kさんはその場では一度引き上げたが、未知の釣り場に対しての興味は消えなかった。 

    つづく


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    799 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/12/08 13:33:24 ID:9OqYuYEi [1/1回]
    夏休みに家族と親せきとで一緒に、海水浴に行くことになった。 
    そこは、地元の人しかこない小さい浜辺で、僕ら以外は泳ぎに来ている人はいなかった。 
    僕は、水中メガネとシュノーケルをつけて、泳ぎながら海底の様子を眺めてた。 
    しばらくそうやって海底を眺めていると、小さな石の上に大きな貝が乗っているのを見つけた。 
    その貝と同じ形をしたものを父親が棚に飾ってあったことを思い出し、 
    貝をもって行けば父親も驚くだろうと思い、その貝を捕ることにした。 
    貝は少し深い所にあったため少し潜って貝を捕ろうとした時に、 
    嫌な物を見てしまい採るのをやめた。 
    僕は半泣きになって、急いで海岸にあがり、両親にそのことを話したけれど 
    見間違えただけだろう、と言ってまともに聞いてもらえなかった。 
    僕が見たその貝は小さい石の様な物の上にポツンと乗っていたのだが、その石には 
    二つの穴が並んで開いていて、口の部分は砂に埋もれていたけれど、その姿、形から 
    はっきりと、人の頭蓋骨だとわかった。 
    一緒に来ていた年上の親せきの子は、僕の話がもし本当なら面白いと思ったらしく 
    しばらく僕が潜っていたあたりを調べていたが、その頭蓋骨は見つけられなかった。 

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    748 : 1[sage] 投稿日:04/11/30 21:34:17 ID:EluhZGhh [1/2回]
    実話でーす。 
    大学の合宿寮が海の近くにあるのですが、サークルに入ってない者も予約をすれば利用できるので、夏休みに友達四人で行きました。 
    その寮は前から「でる」という噂があって、なにか体験できないかという期待もありました。 

    しかし、夜中になっても恐ろしい出来事が起こることもなく、かと言って大人しく眠る気にもならずみんなで海に出ることにしました。 
    しばらくじゃぶじゃぶ遊んでいたんですが、夜の真っ黒な海では自分が上を向いているのか下を向いているのかもわからないほど方向感覚が狂い(酒が入っていたこともあり)、危ないから帰ろうということになりました。 

    声を掛け合い、四人全員いるのを確かめてとぼとぼ寮まで戻ったのですが、門のところでそれまで一番後ろを歩いていたはずのAがいないことに気がつきました。 
    おかしいと思いながらも、名前を呼びながら寮の周りや来た道を少し探して歩いたんですが見つかりません。海と寮はほぼ一本道なので迷うはずもなく、もしや海に置いてきたか!?と慌ててみんなで浜に戻りました。 

    海辺にAの姿はなく、大声で呼んでもなにも聞こえません。 
    たまたま浜を歩いていたおっさんに、こんな感じの男を見なかったかときいても「見とらんなぁ。友達がおらんのか?夜中の海はひっぱられるからあかんぞ。あきらめるしかないわ。今やったらまだ近場に沈んどるかもしれんが。」と言われる始末。 

    で、これはヤバイ!とみんな真っ青になり、海に入って探すと言い出した一人をなだめて、警察に連絡しようということになったのですが、たまたま誰も携帯を持って来ていなくて大急ぎで寮に戻りました。そりゃもう全速力で。 

    ゼエゼエいいながら寮に到着して、入り口のロビーのとこで酒飲んでた友人(こいつはサークルで来てた)に、「警察!Aがおらん!!海で溺れたかもしれん!!」と叫びました。 
    友人は一瞬ギョッとした顔をしたんですが、俺らを見て笑いだしました。「いるじゃねーかよ」って。 
    びっくりして振り向くと、憮然とした表情のAが息を切らせて立っていました。 

    驚いたのもありますが、こっちは必死で探してたもんですから安堵と共に怒りがわいてきて、「オマエどこにいたんだよ!」と詰め寄ったところ、半分キレかけのAに「ずっとお前らと一緒にいたじゃねえか!!ふざけんな!!」と返されました。 


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    668 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/11/24 00:08:43 ID:OEEQ0y3u [1/2回]
    「お盆に殺生してはいけない」って聞いたことあります? 
    私の釣り好きの知人がお盆に釣りをしたときの話です 
    夜釣りでドンコ釣りに行ったときに、朝に撒き餌がわりに 
    カツオの頭を沈めておいたポイントでがんばるも釣れないらしく 
    おかしいな~?と思ってたら、沖合いから「エッホ、エッホ」と 
    小さな船を漕いで来る何隻もの小さな船を見たらしい 
    始め「どこかの大学のカヌーかなにかの団体?」と思ったらしいが 
    ふと様子を見てると防波堤近くまで来ると消えていくらしく 
    恐ろしくなって逃げ帰って着たとの事 
    お盆に帰ってきた故人の方々かはわかりませんけど 
    本当にあるみたいですね


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    425 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/10/07 02:18:17 ID:pw5jnFTc [1/1回]
    ウカツにもメモとるの忘れてたため細部うろ覚えで恐縮なんだけど、 
    完全に忘れてしまわないうちにカキコさせてもらいます。 
    母方の祖母の家で伯母に聞きました。 

    伯母が小学生だった頃、近所(というか村の中)にお父さんが病弱だったとかで、 
    貧しい暮らしの家があった。その家の息子さんも一生懸命働いていたものの、 
    なかなか暮らしは楽にならなかった。 
    そんなある日、その息子さんが不思議な夢を見た。 
    (肝心の夢の内容をど忘れスマソ。観音様だか、亡くなったお母さんだったかが 
    夢枕に立った?とかだったと思う) 

    ともかく夢のお告げ通り、朝早く海岸に行ってみると、 
    なんとそこには大きなクジラが打ち上げられていた。 
    そのクジラ肉やら鯨油やらを売ったおかげで、一家の生活もだいぶ楽になったということだ。 

    伯母も、先生に連れられて学校のみんなと解体作業を見学に行ったのでよく覚えているとか。 
    あとになって、件の夢の話を聞いた村の皆は「神さまが、親孝行な息子さんにご褒美を 
    下さったんだ」と噂しあったそうな。 

    時代的に戦中~戦後すぐくらいのはずだけど、そんな日本昔話みたいな話が 
    出てくるとは思わなかったんでちょとビクーリ。 
    山陰地方の離島にある、海沿いの小さな村の話。


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    122 :爺さんの弟子 :04/09/07 11:33 
    俺の爺ちゃんの話。 
     爺ちゃんは物心付く頃には船に乗ってたという生粋の漁師だった。 
    長年海で暮らしてきた爺ちゃんは海の素晴らしさ、それと同じくらいの怖さを 
    よく寝物語に語ってくれた。 
    中には「大鮫と七日七晩戦い続けた」とか「竜巻に船ごと巻き上げられた」などの 
    突拍子もないエピソードもあったりしたが、幼い俺には酒の入った赤ら顔で 
    トンデモ武勇伝を語る、そんな爺ちゃんが漫画やアニメのヒーローなんかよりもずっと格好良く思えた。 
     そんな爺ちゃんがある時、普段とは違う真剣で怖い顔をして話してくれた。 
    爺ちゃんが仲間達と漁に出たとき、突然海の真ん中で船が何かに乗り上げて座礁したという。 
    海図にはその辺りに暗礁や島があるようなことは書いてないため、おかしいと思い船の下の様子を見ようと 
    仲間の1人が海に飛び込んだところ、なんと海面が腰のあたりまでで足がついてしまった。 
    試しに爺ちゃんも飛び込んでみたら、水深1m強のあたりで確かに足が底を捉えたという。 
    そこから周りを歩き回ってみたが船から20m以上も離れてもまだ先があったと爺ちゃんは語った。 
    仲間の一人は水中に潜ったところ赤茶色のデコボコした底を見たという。 
     未発見の暗礁か?→ここの海の深さではあり得ない。 
     鯨の死体か?  →あまりにもデカすぎる。 
    などと意見を交わしてうちに仲間の一人がポツリと呟いた。 
    「こりゃあ海ボウズってヤツじゃねぇのか?」 

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    229 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/09/02 15:57 ID:bSRwxkvE [1/3回]
    私は、23歳で海女(海女歴2年)をしています 
    泳ぐのが好き、結構儲かるという理由でこの仕事をしてますが 
    不思議な体験をした事があります 

    海女になりたての頃、付いてた人に絶対行ってはいけないと言われてる場所が 
    ありました その場所は、離れ小島のような所で岸から距離にして 
    300m位だと思います 他の海女も絶対そこの小島には行きません 
    私は、勝手な思い込みで、そこの小島に行く途中で結構潮の流れの速い所があり 
    海女って結構年寄りが多いので危ないから行ってはいけないと言う事だと思って 
    ました  
    仕事は潮の満ち引きにもよりますが、ほとんど午前中で終わります 
    しかしこの日は、体調もよくまだまだ潜れそうだったので午後も1人で潜ってました 
    そして波も穏やかだった為、ふとあの小島にいってみようかなーと思いました 
    潮が速いと思い込んでいたのですが、そんな事もなくあっさりその小島に到着しました 
    「な~んだ楽勝じゃん」などと独り言をいいながら潜ってみると 
    普段人が来ない為かもう大きなアワビ、サザエがゴロゴロしてます 
    アワビなんて30センチ位、サザエもほとんど20センチ 
    もう夢のような光景です「なに~ここ宝島じゃん」などと思いながら取りまくって 
    いると小島の海底のほうにぐるりと綱が巻いてありました 
    ちょっと気味が悪くなり、小島に上がると小島の側面には数体のお地蔵様が 
    彫ってありました「何~ここ、なんかヤバイ所~?」なんて思ってると 
    声がしました  
    「・・・・・ちゃ・」 
    えっ?何っ?ちゃって・・・ 
    その声はだんだんハッキリと聞こえて来ました 
    「お・・ぇちゃん」 
    「おねぇちゃん」  
    後ろを見ると10歳位の男の子が立たっています(えっ何処から来たのと思いつつ 
    かなりビビッた顔してたと思います) 
    しかし何かが変だ・・・話しかけようにも怖くて声が出ませんし海に囲まれた小島 
    なのに洋服着てるし、しかも濡れてないし・・・ヤバイと思った時


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    135 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:04/08/24 23:37 ID:/l5BbhHD [1/2回]
    これは15歳の時本当にた体験した話 
    俺の実家は海沿いの田舎町なんだけどメチャ綺麗な海が有名なんだけど 
    色々とイワクがあるんだよね・・・・・ 
    幼馴染のKの実家は代々続く名家なんだけど 
    そこの家の嫡男は15才の誕生日に海に近づくと命を落とすって言い伝えが 
    あったんだ。死ぬって言うのは海神(地元の言い伝えでは美しい女)が 
    死んでしまった自分の子供を生き返らせようと選ばれた家の嫡男の魂を 
    もって行くって話しなんだけど 
    俺もKも眉唾だと全然信じてなかったんだよね 


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    295 名前:('A`) :04/07/07 18:20 
    んじゃ、少しずつ貼ります。 

    俺が大学1年の時の話。 

    何もない田舎の大学に通う俺と大学の友人は、夜釣りに行くことを趣味に 
    いていた。 大学は、大きな漁港を持つ日本海側の地方都市に立地し、 
    釣りの場所には困らなかった。 

    その晩は、メバルを釣ろうと思い、友人kと漁港に出かけた。 そして、 
    漁港の入り口付近のテトラポットの間を狙って釣りをしていた。 
    夜の漁港はとても静かだ。 朝が早い漁師は、暗くなる前に漁港から姿を 
    消してしまう。 波がテトラポットにぶつかって砕ける音だけが、規則的 
    に聞こえてくる。 

    釣りに集中し、ルアーの動きを追っていた俺は、隣から突然誰かにのぞき 
    こまれ、かなり驚いた。 小柄で痩せた老人が、俺の横にいきなり表れた 
    のだ。 いや、もしかしたら、しばらく前からいたのかもしれない、俺が 
    気付かなかっただけか? それにしても、この老人の態度は少し無礼だ。 
    俺がそう思ってぶぜんとしたが、老人は終始笑顔のままだ。 漁港に設置 
    された街灯の明かりが深い影をつくり出しながら、老人の顔を照らす。 

    沈黙の緊張に耐えかねた俺は「散歩ですか?」と尋ねた。 老人は答えない。 
    しかし笑顔のままだ。 俺は少し不気味になってきた。「もしかして、 
    このジーさん、いかれてんじゃねーか? 痴呆か? ならほっとこ」 
    こんどは、老人を無視してあしもとにルアーを落とし込んで釣りを続けた。 
    しばらくすると、老人はどこかへ行ったようだった。


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    21 : kagiroi ◆KooL91/0VI [sage] 投稿日:04/08/06 03:11 ID:uh6WmOzN [2/4回] 
    ある日、いつものオフィスビルに出かけた時の事。 
    大阪の有名なビル街ね。そこの中にあるビルのエレベーター 
    外からも見えるシースルーなんだけど、 
    12階まで上がるので奥の方に乗ってた。 
    外はいい天気で昼下がりのポカポカした日差し。 

    6階を過ぎたところで、誰かが乗ってきた。 
    俺の居る場所からは見えないだけで、 
    身体の向きを変えれば見られたんだけどね。 
    ただ、なぜかそれがはっきりと男性だと解った。 
    見えてないのに。それは臭いだった。臭いで解った。 
    おじさん特有の臭いとかじゃなく、いつもの嫌な臭い。 
    それが男性だと知らせるように、そちらから漂ってきた。 
    「まずい」もしあの臭いなら、このエレベーターに乗ってるのはまずい。 
    そう思ったけど降りるに降りられない状況。困った・・・


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