2014年08月

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    26 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 12:53:55 ID:ayjCmLz10 [1/4回(PC)]
    100 本当にあった怖い名無し sage 2006/10/18(水) 23:06:48 ID:4SE/jmFN0 
    ある年の秋。 

    友人がハマッたのに感化され、中型二輪免許を取った。 
    そして俺は発売されたばかりのヤマハ・セロー225というオフロードバイクを買った。 
    元々山好きな俺は「ヒマラヤカモシカ」という名を持ち、 
    どこまでも山の中に入り込んでいけそうなこのバイクを一目で気に入ってしまった。 
    仕事場に乗っていくと親方が 
    「なかなかハイカラなバイクだな。だがホンダじゃないのが気にいらねぇ」 
    と感想を漏らしていた。 

    それからは荷物を持って行く時以外は現場に行くにもセローで行くようになった。 
    仕事柄、現場は山麓に有る事も多いので未舗装路でも気にせず走れるセローは非常に重宝した。 
    また、山奥のお社に上るには長い階段を上らなければならない事も多いが、 
    セローならちょっとした獣道でも入っていけるので階段を避けてお社まで行く事も出来る事も多く、 
    何時しか無くてはならない仕事の相棒となっていた。 

    ある土曜日、現場を早めに切り上げてお社から更に奥に入り込んでいく獣道を登ってみた。 
    沢沿いに高度を上げていくと、少し開けた川原に出、其処に結構大きな滝が有った。 
    滝つぼは深く、清冽な水の中に岩魚の姿も見る事か出来た。 
    滝を良く見ると、裏側に空間があるのに気付いた。そして、滝の裏に入っていけそうな足場がある。 
    俺は興味を引かれ、滝の裏に入って行った。


    【「何真っ青な顔してんだぁ?」】の続きを読む

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    965 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/05/17 17:24 ID:YP98CZ00 [1/3回]
    小学校5年生の頃だったかな。 
    わりと仲良くしてた友達Aの妹が、重い病気にかかって死んでしまったんだ。 
    落ち込んで塞ぎ込むAに、皆何を言っていいのかわからなかったみたい。 
    俺はというと、死ってのがよくわからなかったってのと、 
    変に気を使っちゃ逆にAや妹さんに悪いような気もして、 
    別に何を考える事なく遊びに誘ったり、誘われたりしてた。 

    ある日、そのAに誘われて家に遊びに行った時、 
    リビングにある洋風の仏壇というのを初めて見て感心してた。 
    「なんだよ、クリスチャンかよ。なんかカッコイイな」みたいな事を言ってた気がする。 
    すると、Aが俺の袖をつまんで 
    「Bちゃん(俺の事ね)、いいもん見せてあげるよ」 
    と言いながら、すぐ後ろにあるタンスから数枚写真を取り出して、俺に見せてきた。


    【いいもん見せてあげるよ】の続きを読む

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    794 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/04/27 02:42 ID:vNojlwL5 [1/1回]
    なんか怖いというより妙な話なのでここに書きます。 
    私も信じきれないとこありますので、ツッコミはなしでよろしこ。 

    私の田舎は、なんか教会が何件もある町でして。 
    そのせいかクリスチャンが多いです。私の伯母も日曜には教会へゆくクリスチャンのひとりです。 
    ある日の真っ昼間、バザーだったかイベントの相談をするために、伯母と牧師さんともうひとりのクリスチャンの人の3人で、礼拝堂のとなりにある小部屋に入りました。 
    ふと妙な気配に気が付いて、3人同時に天井を見上げました。 
    そこにはクリスチャン仲間の別のおばさんが、天井に背中を張り付けられたようにくっついているのが見えたんだそうです。 
    幽霊みたいですが、死んでる人ではないので生き霊みたいなものかなあと私は思いましたが。 
    伯母は牧師さんも一緒だったので怖くはなかったとか。 
    牧師さんが張り付いてるおばさんに声をかけてみましたが、目玉だけはこちらを見るものの、何も言ったり動いたりしません。 
    牧師さんはしばらく考えたらしいですが、結局「○○さん(張り付いてるおばさん)のために神に祈りましょう」と言ってお祈りを始めました。 
    伯母たちも目を閉じて一心に祈りました。 
    お祈りが終わってみんなで見上げたら、もう天井には何も無かったそうです。 

    そのあと3人で、張り付いてたおばさんの家を訪ねたらしいですが、もちろんそのおばさんは家にいて、教会になんか行っていませんでした。 
    ただ、そのおばさんは家庭内にちょっと深刻な問題がおきたところで、ちょうど伯母たちがそのへんなものを見たころ、死のうかと思いつめていたんだという話でした。

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    669 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/04/15 22:58 ID:M0u7WNxu [1/3回]
    息子を出産したあと、しばらく夫の実家でお世話になった時、息子が 
    まだおなかにいたころ、風邪をこじらせて亡くなってしまった 
    おじいちゃんの部屋を使わせてもらった。 
    88歳の大往生で、それまで病気ひとつせず、ぼけることもなく 
    とても元気で飄々としたおじいちゃんだった。 

    夫と結婚したころにはもうだいぶ耳が遠くなっていて、大した 
    会話をすることはなかったけれど、それでもおじいちゃんの 
    人柄の良さは感じていたので、亡くなったと聞いたときは 
    悲しかった。 

    生まれたばかりの息子と二人、昼も夜もない生活を送って 
    おり、ぼんやりした状態であったことは先に説明しておく。 

     ある夜、お腹をすかせて泣き出した息子に乳を与えている 
    時に、部屋にふたつあるダウンライトの片方がチカチカと点滅 
    し始めた。夜中におむつをかえることも頻繁にあるので、眠るとき 
    でもダウンライトをつけていたのだ。 
     私は「電球が切れかかっているんだな」と思い、翌日にでも 
    夫に取り替えてもらうように言おう、と考えていた。


    【なんでチカチカしてるんだろうね】の続きを読む

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    390 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 23:12:44 ID:OvV11mcA0 [1/3回(PC)]
    新年早々失礼する。 
    意外と元日が俺の誕生日だ!っていう人は多いだろう。 
    だけど、親族の命日と誕生日と元日が重なってる、なんて人はあんまりいないと思う。 
    何分の一かの確率かは知らんが、俺はその三つが揃った人間だ。数年前に知ったんだけどね。 

    ちょうど俺のおばかおじにあたる人がいた。数十年前の話だ。その人は何年だかは失念したが、12月31日に生まれ、翌年の1月1日に無くなった。 
    どうやら身体の先天的な欠損が亡くなった原因だったらしい。 
    長い間役所にも届けなく死産として扱われていたが、お寺のほうから 
    「この世に生を受けたのだから、名前と戒名をきちんとつけないとだめだ」 
    と言われたらしく、後々つけたらしい。俺もその名前を教えてもらったが、失念してしまったorz 

    で、20年か30年か経って、その人の弟にあたる俺の親父の子として、俺は1月1日に生まれた。 
    生まれたときは仮死状態だったらしく、仮に生き残っても無酸素状態が長く続いた場合に起こる脳の障害がほぼ出るんじゃないか、と言われてたらしい。 
    だけど、俺は何の障害も無くたいした病気や怪我もしなく、運よくボチボチの大学に受かってここにいる。 
    なんだかここ2.3年の間に立て続けに親戚が亡くなってる所為もあってか、妙に最近信心深くなった。 
    とかいいつつも今日もおじさん(おばさん?)の命日だってのに仏壇に向かっててすらあわせず父方の実家から帰ってきちゃったんだよな。 
    明日もう一度行ってきちんと手を合わせるので、今日のところはこの書き殴りにも近い文章を以って今日の分の供養と代えさせて頂きたいと思う。 

    てかまだ書きたい事あるので、もうちょっと書き殴る。


    【元日が俺の誕生日だ!】の続きを読む

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    639 : 1/3 メル友[sage] 投稿日:04/04/14 01:27 ID:AhCD5Tea [1/3回]
    私の彼氏の友人の話です。 

    大学時代、彼氏(O)とその友人(Tさん)は同じアパートに住み同じサークルでした。 
    ある日Tさんは、登録制のメルトモクラブでメル友(女)をゲットしました。 
    しばらくの間、Tさんとメル友は普通にメールをやり取りしていましたが 
    いつしかメールのやり取りは、彼女の身の上相談に。 
    彼女は義父に暴力をふるわれ、あげく性的関係も無理やり持たされたとのこと。 
    こんな話題になった時点で普通の人はひいてしまいますが、Tさんは真剣に 
    相談にのってあげていました。(下心が無かったかどうかは定かではありません) 

    メル友は関西在住で、親身になって相談に乗ってくれるTさんに対し 
    「こんなに親身になってくれるのはT君だけ」 
    「東京に行ってT君に会いたい」 
    という話が出てくるようになりました。 

    ある日、サークルの定例会がありその後居酒屋で飲み会になりました。 
    仲間内で楽しく飲んでいると、メルトモからメールが。 
    「今東京のS茶駅に来てるんだ。東京は雨降ってるね」(その日は小雨でした) 



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    335 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/12/23(土) 09:41:21 ID:wuYkGiGv0 [1/2回(PC)]
    781 名前:名無しさん@七周年 投稿日:2006/12/20(水) 20:17:15 ID:U+KzDhYG0 
    まぁ、書くか 
    YS-11Mの機上整備員です 
    週1の定期便(硫黄~南鳥)で行くのですが 
    偶に山の上で手を振ってる人がいるんですよ。 
    硫黄の隊員かなと思ってたのですが 
    先輩、いつもあの山の上で手を振ってくれる人居ますね! 
    あ、お前も見たのか。。。。。下に降りたらローマスに 
    その話してみろ。 
    ロードマスターに上記の話をしたらどうも旧軍の霊らしいと 
    日の丸を見て友軍が来たと歓迎してくれてるようだと。 
    その翌日に鎮魂碑に手を合わせてから見ることが無くなりました。 
    今も、定期便時(厚木→硫黄)は内地から和菓子、水、酒 
    弁当を1組積んで飛んでいきます。 

    こういう話も、有る定期便か硫黄に向かうとき天候悪化で 
    滑走路が見えずもう1度トライしてだめなら帰ると言うときに 
    硫黄の滑走路端に灯りが見え無事にタッチ 
    Pが礼を言いに行くと誰もサーチライトとかを付けてないと


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    678 : 1/6[sage] 投稿日:04/09/28 08:26:27 ID:YAmMlNej [1/6回]
    思いつくままつらつら書いたので長くなってしまいました。 
    苦痛な方はどうぞスルーしてください。苦労を支えあった義母との思い出です。 

    私が妊娠7ヶ月ごろのこと。大阪で娘家族と暮らしていたダンナのおかあさんが突然 
    東京にいる私達と一緒に暮らしたいと言ってきた。 
    義姉は性格がかなりキツく、あきれるほどお金に汚い人で、きっといろいろあったのだろう。 
    義母は「我が子ながら・・・くたびれた」とつぶやいた。 
    疲れ果てた義母を快く迎えてあげたかったのだが、そのときの私にはかなりの覚悟が必要だった。 
    なぜなら、ダンナは全く働かず、大きなお腹の私の収入でカツカツの生活をしていたからだ。 
    生まれてくる赤ちゃんにかわいらしいベビー服を用意してやるどころか、 
    ダンナの借金もあり、赤ん坊を抱えて今後どうやって働いていくのか先が見えない状況だった。 

    が、義姉の「かあちゃんそっちに送るからな!」という一言で私の心は決まった。 
    母親をまるで荷物扱いの口調が許せなかった。 
    何不自由ない生活は無理っぽいけど、今より心穏やかな生活はさせてあげれる。 
    今だって苦労してるんだし、お義母さん一人増えたところで苦労ついでだわ・・・ 
    そう決心すればあとはなにも躊躇する理由はない。 
    私は最大限の歓迎の気持ちをこめて、義母を迎えた。 
    小さなカバンひとつ持って、駅のホームに降り立った義母の姿を初めて見たとき(この時が初対面) 
    私は心の底から安心感を覚えた。 
    それは義母に対する同情ではなく、実の母に対する愛情と同じものだった。 
    初めて会う人にそんな感情を抱くのが不思議だったが 
    前世というものがあるのなら、義母と私はその昔、本当の親子だったのかもしれない。 


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    288 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/11/19(日) 16:25:58 ID:X8SAwONq0 [1/5回(PC)]
    俺がベトナムのフエに差し掛かったとき、愛車カブ100のリアホイールが限界になってしまった。 
    騙し騙しここまで来たが、いよいよダメだ。仕方が無いのでロードサイドメカニックを探し、 
    修理を頼んだのだがリム自体がイカレちまっているらしく修理不能だという。 
    交換しようにも、俺のカブは日本で手に入れた郵便カブ用の小径タイプに変えているので在庫など無い。 
    思い切ってノーマルタイプに交換するには現金の持ち合わせが足りない。 
    もちろん、クレジットカードなど使える訳も無い。いよいよココでバイクを売り払うしか無いかと思案していると、 
    修理屋の親父がとある提案をしてきた。 

    この親父は孤児院でボランティアをしているとの事で、そこの子供たちの面倒を二週間見れば 
    無料でホイール交換をしてくれると言う。しかも、その間の宿泊と食事はロハのオマケつき。 
    俺は出来る限り現地に溶け込んだ生活をしながら世界を廻りたいと思っているので、 
    この提案は渡りに船である。二つ返事で引き受け、夕方まで待って親父と共に孤児院へと向かった。 
    スタッフは快く迎えてくれ、また修理屋の親父が其処の院長だった事に驚かされた。 
    そして彼から日本の歌や遊びを子供たちに教えてやって欲しいと頼まれた。


    【俺の瞼には彼女の優しい微笑が焼きついていた】の続きを読む

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    666 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/09/27 12:34:22 ID:xoBMnQ8J [1/5回]
    文章が下手なので、上手く伝わらなかもしれないけど、 
    オレのいとこの話をひとつ。 

    非常に仲のいいいとこが、25のとき末期がんになった。 
    人間としてすごく見ごたえのある人物だっただけに、身内一同 
    とても落胆した。 
    いとこには、当時付き合っていた彼女がいたが、心やさしい彼は 
    嘘をついて彼女に別れを告げた。 

    それから1年半がたって(抗がん剤でなんとか延命していた)が 
    いよいよ抗癌剤の効き目がなくなってきたらしく、ガンは徐々に 
    大きくなっていった。 


    【私の記録に無い治療を行われた後があったような・・・】の続きを読む

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