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    金縛りというものは多くの人が経験してると思うが 
    あれは脳の錯覚で、本当は寝ているだけなのに、起きていると脳が勘違いをしてしまうために 
    起こる現象なのだと一般的には言われていて、俺も全くそうだと思う。 

    じゃあ、金縛りが起きた時、実際にその様子を他者的視点から見たらどう見えるのか。 
    俺はそのことに興味がわき、実際に自分の寝姿をビデオに撮ることにした。 
    寝る前にカメラをセットし、寝てる間に金縛りに遭ったと思ったら、朝起きてビデオを確認するという段取りだが 
    そう都合よく金縛りに遭遇することもなく、始めてから2ヶ月くらいは空振りの日々が続いた。 

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    私が小学校低学年の頃の話だから、約20年ほど前。 
    うちの近所には小さなお寺があって、その横に墓地がありました。 
    ま、墓地といっても、そのお寺は幼稚園(私の母園です)も経営してたので、 
    真横に幼稚園、墓地から道路一本挟んだ向かいには高層マンションもあるし、塀などもない墓地だったので、おどろおどろしさは全くありませんでした。


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    こないだ夕方犬の散歩に行った時いつもは近所を一回りして帰ってくるだけなんだけど、その日は何故か足を延ばしてみたくなって山の方へ向かった。 
    その山は家から歩いて15分ほどのところにあり、さほど高くはなく、散歩には持って来いの規模だが今まで登ったことはなかった。 
    神社の脇に登り口があり、道は舗装されていない山道で人一人が通れるくらいの道。 
    犬は見知らぬ散歩コースにノリノリでぐいぐい引っ張る。その勢いに任せて早足で進みあっという間に山頂に着いた。 
    山頂はだだっ広い原っぱになっていてあっちとこっちの隅にベンチがあり、奥に何やら石碑のようなものがあった。 
    犬が更にテンションが上がってぐいぐい引っ張るのでヒモを離して自由にしてやるとベンチの方へ走って行った。 
    俺は原っぱを横切って黒っぽい石碑へ近づいた。表面には何やら文字が彫ってあるが大分薄くなっていて読めない。 
    「大……国…命……之……?」 
    俺は後ろに回ってみた。たくさんの人名らしきものが彫りつけてあるが矢張りよく見えない。それでも一通り読んでみようとしていると、 
    不意に強い風が吹きつけて木々がバサバサと鳴った。思わず身を竦めて反射的に辺りを見回す。すると何やら違和感を覚えた。 
    もう一度辺りを見回すと、隅のベンチ(犬が行ったのとは違う方)に誰かが座っている。髪の長さから見て女のようだ。 
    さっきはいなかったから俺の後から登ってきたのか、先に来ていて奥の方を歩いていたのかそれとも反対側から登ってきたのか。 
    いずれにしてもちょっとびっくりしたし不気味に感じた。だからもう下りようと思い犬を捜したが見当たらない。 
    普段なら名前を呼ぶんだが、声を出すとベンチの女が何か反応するんじゃないかと思って嫌だった。そう思ってる時点でおかしいんだけど、その時はそう思った。

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    大学の入学祝いに叔父から腕時計をもらった。 
    ベルトは安っぽい革製、白い文字盤にバーが振られているだけのシンプルな作りでブランドもどこかわからない。 
    到底高価なものには見えないのだが叔父は役に立つだろうから絶対身に付けておけという。 
    叔父は旅行が好きでその先々で変わったものを買うのが趣味だったからこれもそんなものの一つだろうと思った。 
    俺は腕時計に特別こだわりがあるわけでもなかったのでとりあえずはその腕時計を使うことにした。 

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    車で旅行をした帰路、あるファミレスに立ち寄った 
    疲れていて一刻も早く休憩したかったので普段はしない頭入れ駐車(前進駐車)をした 
    食事をしてファミレスを出ようと車に乗りエンジンを掛けてギアをRに入れるとピーという音(センサーの警告音)とともにバックモニターに小さな男の子が映った 
    男の子はしゃがんで地面に何か書いてるみたいな動きをしているがまったく車に注意を払おうとしない

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