NAT86_eijishinbuntochoko_TP_V

    俺は新聞の臨時配達員というのをしてて、時期とか所属してる店によって変わるんだが全国色々なとこに行くんだ 
    大概は何事もないんだが、やっぱりたまに曰く付きとか変な話のある場所もあったりする 
    でも、大体はどこかで聞いたことがあるような話がほとんどで実際に体験しても死ぬほど怖い目に遭ったってことはない 
    へーそんなこともあるんだなぁ程度で聞いてくれw 

    【新聞】の続きを読む

    KAI427030_TP_V

    彼は肉を食べない。 
    菜食主義者な訳ではなく、ただ単に好きではないだけだと言う。 
    その証拠に魚は好物でメザシや一夜干し等の干物は食卓に欠かさない。  
    秋刀魚の時期になるとさも旨そうに2本は平らげる。 
     
    なぜ肉が嫌いなのか?と聞いた事がある。 
     
    話してもいいがお前も肉が食べられなくなるかもしれないぞ。という答えが返って来た。 
    そんな酷いトラウマがあるのかと内心怯んだが 
    何の事は無い。昔、おじさんが結婚するよりも以前、屠殺場で働いていたのだと言う。 
     
    毎日家畜を解体していて気持ち悪くなったのか、それとも現場の杜撰な衛生管理を知っているので食う気になれないのか。 
     
    【彼は肉を食べない】の続きを読む

    C789_usukuraikyoshitu_TP_V

    昨日の晩、トイレに起きたら部屋の前にもやっとした煙の塊みたいなのがいた。 
    そいつは足元がぼんやりしてたけど上半身?は完全に人の形で、目と口に当たる部分は黒い穴があった。 
    CGみたいな不自然さは無くって、ただの煙が人型のビニール袋に詰め込まれたみたいな感じ。
     
    【部屋の前にもやっとした煙の塊】の続きを読む

    PAK_TSUNASIMA003_TP_V

    うちのアパートの周りはとにかく道が狭い。 
    自転車が前にいると追い越すのも躊躇するくらいの道幅。 
    まぁ深夜になると車も少ないし、歩行者は滅多にいないし 
    その日の帰り道も特に気を付けるわけでもなく、彼氏は運転していた。 
    私は助手席で、何をするでもなくぼーっとしてた。 

    【白装束の老婆】の続きを読む

    AMEhakodateurayakei_TP_V

    みんな今起こった事を理解しようとあぁだこうだと言い始める。 
    「Dのお母さんが呼ぶはずはない。一人っ子のお前を殺すなんて考えられん。」 
    Dのお母さんは、少し前の台風で亡くなっていた。 
     
    この日降りた場所の対岸にある島で、夫婦で小さい寿司屋を営んでいたが、一人っ子の息子が 
    心配で、台風の中、夫婦で車で帰宅途中、道路が陥没し車ごと海に流され父親は助かったものの 
    母親は、溺死していた。 
    みんなその事を知ってし、葬式にも出てる。 
     
    厨房にもなってもそれぐらい溺愛されていたんだから、疑う余地がないと言うのが、 
    みんなの意見だった。 
    また、みんな黙る。 
    Eが言い出した。 
     
    「D君、運転中にも途中の直角カーブの直前で、急にバンザイして、俺、凄い慌てて、 
    後ろからハンドル握って、体倒して死ぬかと思った。」 
    もう、それ聞いて、みんな青ざめた。 
     
    【夜景見ながら厨二病的に浸る 後編】の続きを読む

    このページのトップヘ