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    中学一年生の時、新しい環境に慣れ、周りが見え始めた6月のある日、工藤さんという同じクラスの子に話しかけられた。 
    女はいつの時代も群れたがる生き物だけど、そのクラスも例外ではなく、一番発言力のある第1グループ、対立する第2グループ、そのどちらでもない今でいう腐女子の集まりの第3グループという3つのグループに分かれていた。 
    喧嘩しているわけではないのに、グループが異なるとほとんど会話することがない、つくづく女って面倒な生き物だ。 
    私は第1グループ、工藤さんは第3グループに所属していて、入学から2ヶ月たっているというのに彼女と話すのははじめてで名前もうろ覚えだった。 

    「守護霊って、本当にいると思う?」 
    話しかけられたことも驚きなのに、脈絡もなく突然言われ、どう答えるべきか悩んでいると、 
    「実は、君の守護霊が見えるんだ。知りたい?」 
    当時、マイバースデーというなんちゃってオカルト雑誌を愛読していた私は、 
    「え、み、見えるの?」 
    半信半疑で会話にのってみることにした。 
    「実は、ずっと君の守護霊に話しかけられてるんだ」 

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    自分が忘れられないのはオイルショックの頃にあった、男が仁徳天皇陵に侵入してたという記事。 
    地元の人なら判ると思うけど、あそこはこっそり忍び込んで釣りなんかする人がいるので(もちろん犯罪だ) 
    わざわざ新聞記事にする理由がわからず疑問に思っていた所、当時付き合いのあった大学関係者から 
    「陵墓の敷地内に入ったのではなく陵墓の内部に侵入したため」 
    と聞かされて仰天した。

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    俺は東北の港近くで工場勤めしてた。 
    県名は書かないけど、震災の被災者で、津波が来た、とだけ言っとく。 
    でも工場は、奇跡的に10~15cm水没しただけだったんだよね。 
    だから1,2ヶ月で平常運転出来たのよ。 
    で、この話は俺が7月位に宿直した時の話。 

    ウチの工場は夜勤とか早出が少なくて、この時も20時になると宿直する 
    俺以外は工場に誰も居なくなってたんだ。 

    そこからアニメ見て飯食って、シャワー浴びて、 
    事務所でまたアニメ見てたんだわ。



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    俺の家はけっこう音が響くというか、一階の物音でも2階の自室で聞こえるんだけど、 
    一階でどの扉が開閉されたとか、レンジのチンの音とか人の足音とか普通に聞こえる。 
    足音に関しては誰の足音なのかも判断可能(家族限定だけど) 
    一年位前の話。 
    その夜は両親が、隣県の親戚の初七日で深夜まで帰らない予定だった。 
    俺と姉は翌日も仕事だしってことで留守番組。 
    両親は鍵を持ってでかけたので、家じゅうの戸締りは夕飯の前に済ませた。

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    深夜に家でネットをやっていたら、外から老婆の歌声が聞こえてきた。 
    私の家は住宅街にあります。 
    住宅街といっても、田舎の住宅街なので薄暗く寂しいものですけどね・・・。 
    稀に深夜に酔っ払いが歌いながら帰宅することがあるので、また酔っ払いかと思った。 
    けれど、老婆は変だろうと思い気になって仕方がなくなった。

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