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    481 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2002/10/29 13:25:00
    自分が16歳だった頃体験した、ちょっとヘンな話。 

    熱烈に好きだった娘がいたんです。 
    仮に名前をA子さんとします。 
    A子さんとは結構意気投合してたので 
    気軽に部屋とかも遊びに行ってました。 
    でも、気弱だった自分はどうしても 
    想いを告白する事ができませんでした。 
    ある日、A子さんの部屋で何をする訳でもなく 
    ダラダラと一緒にテレビを観てたりしたのですが 
    ふと本棚にあった『トランプ占い』の本が 
    目につきました。まあ、ヒマでしたので 
    トランプを借りて恋愛占いでもやってみる事にしました。 
    『相手は誰?』『ヒミツー!!』とか言いながら 
    コッソリと目の前のA子さんの事を想いながら 
    カードを混ぜて占った結果は・・・『ハートの8』のカード。 
    『あなたは彼女に愛されています!!』 
    という最高の結果でした。(つづく) 


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    74 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/05/11 21:55:00
    今から10年ほど前のこと当時漏れは高校生だった、これはその時の話。

    高校最後の夏休みということもあり
    悪友3人と漏れとでバイクでの心霊スポット巡りに出掛けることになった。
    悪友Aの家に集合し「何処から攻めようか?」という
    話になったところでまずは地元のスポットに行く事になった。
    漏れの地元は大阪北東部の普通の街、漏れ達はそこにある
    高校の同級生なんだが、地元のスポットは漏れ達の高校から
    さして離れていないところにある。漏れ達は早速そこへ向かうことにした。
    そこへ行くには峠道を通らなくてはいけないのだが
    いきなり漏れのバイクのバルブが切れた、それもHi、Lo両方だ。
    しかし中止にするのはバカらしかったので、悪友達に事情を
    話して漏れは編隊の真ん中にいれてもらうことにした。
    そして問題のスポットの少し前のY字路で休憩することになった。
    皆、バイクを停めてタバコに火をつけて今日のことについて
    話し合っていた、そして話が途切れて辺りを静寂が包んだ頃、
    Y字路の谷(崖)の方から「待て。。」と声を掛けられた。
    漏れ達はすぐにお互いを見合った、そこには街灯があり
    闇に乗じてこっそり「霊」を装うことは無理。
    というより先ほどの「声」はそこにいる誰の「声」でもなかった、

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    34 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/07/26 00:44:00
    なんか嫌な空気を感じますね。何も起こらなければいいのですが・・。
    ところで、みなさんはこんな経験ありませんか。放課後一人で教室に残っていると、
    何か妙な気配を感じたということが。もちろん、大抵は気のせいだと思うのですが、
    もし何か得体の知れない気配をはっきりと感じたならば、絶対にその気配のする方を見てはいけません。
    彼のようになりたくなければ、、、。

    ある男子生徒は課題の作文ができずに、放課後教室に残っていました。
    もう秋だということもあり日が落ちるのも早く、気がつけば外は真っ暗でした。
    彼が作文の仕上げの段階に差し掛かったとき、何か違和感を感じました。
    教室の隅から何か見られているような視線を感じたのです。彼は振り返りました。
    しかし、そこには壁があるだけで誰もいません。彼は気味が悪くなり、早めに仕上げることにしました。

    彼は帰りの支度をすると教室に鍵をかけ、職員室に行きました。
    どうやら国語の先生は帰ってしまったらしく、机の上に作文を置き、彼は昇降口へ向かいました。
    廊下を歩いていると、また何か妙な気配を感じました。誰かいるのか?
    しかし、彼は気のせいだと自分に言い聞かせました。なぜなら、彼はかなりの怖がりだからです。


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    274 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/09/09 00:22:00
    私がまだ保育園に通っていた頃。 
    近所に野良猫の一家が住み着いていた。 
    人懐こい子猫が多かったのだけど、一匹だけどうしても慣れない猫がいた。 
    口元にギャング風の黒マスクがあるその猫に、「ブーボン」と名を付けた。 
    子供だった私が当時思いつく限り最大級のヘンな名前である。 
    猫マンマを与えても、一匹だけみんなから離れて威嚇していたブーボン。 
    威嚇しているうちにいつも食べ損ねて、やせっぽちだったブーボン。 
    だから、ブーボンが初めて自分から私の側にやってきて、膝にのり、 
    抱っこさせてくれたうえに、腕の中で一時間も眠った時には本当に驚いた。 
    そして次の日ブーボンは死んだ。 
    道路に横たわり動かなくなったブーボンを見て、私はただ悲しくて泣いた。 
    突然抱っこさせてくれたのは、今思えばお別れの挨拶だったのかな。 


    これは五、六年前。 
    学生だった私はある日、実家で飼っていた灰色猫の夢を見た。 
    灰色猫が普段使っていた食器の前に大きな虎が居て、猫マンマを食べている。 
    私は灰色猫が居ないのが気になって、家の中をうろうろ探し回っている。 
    どうしても、灰色猫は見つからず、ただ虎が猫の居た場所に居座っている。 
    寂しくて寂しくて、泣きながら家の中を探して回っている。 
    そんな夢を見た日の夕方、実家から灰色猫が死んだと知らせがあった。 
    何の前触れもない突然死だった。 
    あの夢は、虫の知らせだったんだろうと、今も思っている。 

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    25 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/07/03 21:01:00
    3年ほど前のことなんですけど、そのころ産婦人科医師になって3年目のことでした。 
    毎日のようにお産で夜中に起こされて倒れそうになりながら働いてました。 
    そのころ、父親が癌で入院したんです。残念ながら末期の状態でした。 
    お産の当直がない日に実家の近くの病院へ2時間半ほどかけて見舞いにいき 
    帰って、また夜中働くことを2週間ほど続けもうろうとし始めたころです。 

    お産がなかなか、進まず、そうこうするうちにお腹の胎児が元気がなくなり 
    押しても引いても生まれず、上の先生をよんで緊急で帝王切開をしたんです。 
    生まれた子供はぐったりしていて仮死の状態でした。 
    僕にとっては、初めてのことで自分の判断が遅かったんだろうかと青ざめました。 
    もしこのまま、その子が脳性まひにでもなったら取り返しがつかないと思い 
    うつむきながら小児科の先生が蘇生するのを待ってたんですが、 
    およそ、1時間後に蘇生し元気になっていったんです。 

    しばらくして父親が亡くなったと連絡がありました。 
    時刻はその子が蘇生した時間とほぼ同じだったんです。 
    ただの偶然だったのかも知れません。 

    当初、つらくてつらくてなんでこんな仕事をえらんだんだろうと 
    愚痴をこぼしたとき父は「なかなかこんな仕事もできへんのやからがんばれ」と・・・ 
    今でもお産のときに、母子ともに元気だと 
    産婦人科になることをすすめてくれた父親の顔が浮かんでくることがあります・・ 

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