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    87 : もつお ◆2.80omBY0c [見たな] : 投稿日:2003/07/19 01:25:00
    昨年の夏、野郎3人で「出る」と言われている山奥の廃墟に行きました。 
    現場に着いたのは、午前12時過ぎだったと思います。当時、雨が降ってたの 
    でジト~っとしたイヤな雰囲気だったのですが、廃墟自体はそんなに大きく 
    なく、奇妙な体験もなく、何となく尻切れトンボな状態で探索は終わりました。 
    ただ気になったのは、俺の右となりにいた友達が、探索中にずっとガムを 
    「クチャクチャクチャクチャ」噛んでて、それが不快だった事です。 
    鼻息も荒かったように感じられました。いざ帰ろうとした時、俺はその友達に 
    「お前さぁ、普段から食事するときもマナー悪いよな。さっきもガムをさぁ、 
      クチャクチャうるせーんだよな」 
    と苦笑混じりに注意したのですが、友達はビックリした顔つきでこう言いました。 
    「・・・ガムなんて噛んでないけど」 

    その時、後方の廃墟から、あの食べ物を咀嚼する様な音が聞こえてきたのです。 
    「クチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャ」 

    俺らは速攻車に戻り、逃げ帰りました。その廃墟は、あくまでも噂なのですが、 
    狂った父親が一家全員を惨殺し、その死肉を燻製(くんせい)にして1年ほど 
    暮らしていた家だそうです。 

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    655 : 歩くさん 1/4[ウニ] : 投稿日:2003/05/06 23:21:00
    僕の畏敬していた先輩の彼女は変な人だった。
    先輩は僕のオカルト道の師匠であったが、彼曰く
    「俺よりすごい」
    仮に歩くさんとするが、学部はたしか文学部で学科は忘れてしまった。
    大学に入ったはじめの頃に歩くさんと、サークルBOXで2人きりになった
    ことがあった。
    美人ではあるが表情にとぼしくて何を考えているかわからない人だったので
    僕ははっきりこの人が苦手だった。
    ノートパソコンでなにか書いていたかと思うと急に顔を上げて変なことを言った。
    「文字がね、口に入ってくるのよ」
    ハア?
    「時々夜文章書いてると、書いた文字が浮き上がって私の口に入りこんでくるのよ」
    「は、はあ」
    な、何?この人。


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    242 : あなたのうしろに名無しさんが・・・ [] : 投稿日:2003/07/19 14:43:00
    私自身のことなんですが、ここ数年私にちょっかいを出してきた人たちの身内が次々 
    お亡くなりになります。気持ち悪いです。てか気味悪がられてる・・・ 
    友達の男を取ったと(濡れ衣 付き合ってなかったくせに~)責めてきた先輩の親が亡くなり、 
    その友人の親もそのあと亡くなり、気が合わなかったバイトの親も倒れバイトを辞め、セクハラしてくる 
    おっさんの奥さんも入院。新しく入ったバイトも気が合わず(バイトが入るたびに私のことを吹き込まれるので 
    話もしないのに失礼な態度な香具師が多い)身内が急に倒れて退職していきますた。 
    偶然でも気味地悪いですよ 


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    55 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[たいした話じゃないかもスマソ] : 投稿日:2003/07/18 15:34:00
    私の友人の妹・Kちゃんの身に起こった本当の話です。 

    数年前のある風の強い晩、テスト前だったのでKちゃんが夜中に勉強していました。 
    ふと窓の方を見ると、カーテンのすき間からチラチラと何かが見えます。 
    「何だろう…?」 
    よく見るとそれは男の人の顔でした。 
    のぞきだと思ったKちゃんは、 
    すぐにKちゃんのお父さんとお姉さん(私の友人)を起こして部屋に呼びました。 
    お父さんが窓を開けて外を確認しましたが、既に誰もいなかったそうです。 
    何だか分からず気味が悪かったのですが、 
    もう夜も遅かったし、警察へ通報するのは明日にしようということで 
    窓のカーテンをぴったり閉めてそのまま寝たそうです。 

    翌朝、目覚ましが鳴るより先にパトカーの音でKちゃんは目が覚めました。 
    「何だろう…?」 
    窓の外が騒がしくなっています。 
    Kちゃんは不思議に思いながらカーテンを開けました。 

    昨日見た顔と同じ顔の男がKちゃんの部屋の窓の向かいの木で首を吊っていたそうです。 

    Kちゃんが前の晩に見たのは、強風で揺れている男の首吊り死体の顔だったのでした

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    1 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/07/01 01:15:00
    親が共働きだったため、隣のお爺ちゃんの家で 
    ほとんど暮らしてた僕はボタンも全部しめてもらうくらい、とんでもないお爺ちゃんっ子でした 
    ある朝、玉子焼き食ってたら、なぜかお爺ちゃんの家にすぐ行かなきゃいけない気がしてきました 
    お爺ちゃんの家いく!って親に言ったものの 
    「今からあんた学校やろ」と言われ、何かひっかかりながらも朝飯食って外にでました 
    その直後に「あ、いま」と気づいた時から、涙が流れて流れて止まりませんでした 
    嘘みたいな話ですけど、4、5時間止まらなかったです 
    担任の先生が呼びにきて、お母さんが急いで帰ってこいって言ってるというんで 
    同じ小学校にいた弟を呼び走ってかえりました 
    家先で待ってた母親が「あんたお爺ちゃんが」と言いかけた所で 
    「うん もうわかってる」とだけ言い、お爺ちゃんの家へ猛ダッシュ 
    見たことのないような分厚い豪華な布団に寝かされたお爺ちゃんがいました 
    お爺ちゃんの顔を見た瞬間、なぜか涙がとまりホッとしたような気持ちになりました 
    死因は心臓発作 倒れたのはちょうど僕が朝飯食ってたころでした 

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