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    327 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/05/05(月) 01:29:47 ID:OChG1QTH0 [1/4回(PC)]
    バイクの話が出たので、狸と関係ないかもですが・・・ 

    平成14年も押し詰まった12月29日、前塾長、現塾長、子分1号の3人は以前から 
    気にかかっていた「静岡側から芦ノ湖までの直登ルート」の開発に出かけた。 
    マシンも「スコルパ」「ベータ」「GASGAS」とパワフルなところが揃い、やる気満々な 
    前塾長。沢伝いに順調にルートを延ばし、かなり奥地に入った時、その忌まわしい事件は 
    起こった。 それまで順調だったルートが閉ざされ次のルート工作に思案していた時、 
    突然、川に踊りこみ対岸の30度以上ある暗い斜面をしゃにむに登り始めた前塾長。 
    残された我々は呆然としつつも後に続いたのだった。今思うとこれが事件の始まりだった。

     
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    347 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/05/08(木) 15:14:02 ID:7nZrx11wO [1/1回(携帯)]
    小学2年生くらいのころの話し。 
    近所に人気の無い古びた神社があり、 
    好奇心からこっそり忍び込んでみた。 
    ほこりっぽい部屋の中はがらんとしていて、 
    隅のほうに黒電話だけがぽつりと置いてあった。 
    受話器をはずすとツーと音がしたので自宅に電話をかけてみた。 
    家にいたお母さんが出た。 
    「もしもし」 
    「もしもしお母さん?○○だけど…」 
    「はい?」 
    「あ、もうすぐ帰るから…」 
    「誰?」 
    「わたし、○○…」 
    「知らないわよ?」 
    「…」 
    「○○?」 
    「うん」 
    「だったらはやく帰ってらっしゃい」 
    ガチャン 
    お母さん(らしき人)と話す最中ふと辺りを見渡すと、 
    よく晴れたお昼過ぎのはずなのに 
    窓や戸から入り込む光はかすみ室内は異様に薄暗い事に気付いた。 
    不安にかられてあわてて電話を切り外に出た。 
    外はやはりよく晴れたお昼過ぎの明るさだった。 
    家に帰るとお母さんは掃除機をかけていた。 
    先程の電話ごしの声がまるで他人ぎょうぎで、 
    何だか怒っているように感じられたので怒らせるような事をしたか尋ねると 
    「電話なんてかかってきてないわよ?」と言われた。 
    それ以来あの神社には行っていない。 
    あの神社は何十年も前からすでに使われていないのだそうだ。 
    二匹のおいなりさんだけが寂しそうに鎮座する、小さく寂しげな神社です。 

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    417 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/06/11(水) 12:45:29 ID:Kb2pnV/D0 [1/1回(PC)]
    漏れは、両親から狸に化かされたという話をずっと聞いてきたよ。 
    個人的にはイマイチ信用はしていないんだが・・・ 

    漏れが産まれる前・・・というか両親が結婚する前だから昭和40年代後半か。 
    大阪の某環状道路を車で走っていたら、前から逆送してくる車がいたらしい。 
    正面衝突すると思った父は急ハンドルを切った・・・結果、路肩を越えて盛り土から 
    道路脇の田圃に落下、前面ガラスが木っ端みじんになってしまうほどで、 
    顔面血だらけになった両親を、救出した人たちは死んでいるんじゃないかと思ったそうだ。 
    結局、病院で意識を戻した両親は幸い軽傷で済んだそうだが、 
    そんな逆送してくる車なんて誰も見なかったし、居なかったと。 
    ただ、車がつっこんだあたりに狸の轢死体があったらしい。 

    結婚前の娘の顔に傷を残しただとか、色々と責められたそうだけれど 
    結局は結婚し、漏れが産まれた・・・・という。 
    母は妊娠中に階段を踏み外して2Fから転がり落ちるなどの事故もおこしてるけど 
    特に漏れには異常もなく(と思ってる)、産まれて30年以上過ぎた・・・。 

    聞いている限りでは単なる自損事故なんじゃないかと思ったりもするんだけど、 
    そのときに死んでいたら漏れは産まれてこなかったんだろうし、なんか複雑な気分だよ。 
    このすれみて、こんなのを思い出してしまった今日は奇遇にも誕生日だし。 

    久々に実家に電話でもしようかな(笑)

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    741 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 23:13:58 ID:gqklnGMB0 [1/1回(PC)]
    話事態は、ベタな内容なのですが 
    10年以上前、旧坂町病院の解体工事を村上の加○組さんが請け負い 
    私の会社は仮設機材をレンタルしました。 
    その日は、夕刻から強風注意報が出ていて現場監督の関さんの所に立ち寄っていた私は、 
    防音シートの巻上げえを提案しましたが、二人で出来る事ではなく 
    注意報解除まで監視することになり、私はそれに付き合うことにしました。 
    午前0時過ぎ、風が強くなり バタバタと外れかかったシートが音を立てています。 
    とりあえず風の当たる面積が少なくなる様、シートを縛りなおす事になりました。 
    私の受け持ちは、上の二階分 階段を駆け上り 
    既にサッシ類は取り外された窓から出て作業を始めました。 
    作業に集中していると、上の足場に人がいます。下の階の作業を終えた関さんが 
    手伝いに来てくれたと思いそのまま作業を進めました。 
    一階分の作業が終わり上の階の関さんを手伝うため足場の階段を上りました。 
    20M位離れた所に関さんが立っています。 
    「遅くなってすいません」と言いつつ作業をしていると下の現場事務所の方から 
    「木村さん大丈夫?気をつけてね」と関さん、はっとして横を向くと 
    そこには、誰もいませんでした。怖くなり逃げ出したかったのですが、 
    責任上作業をなんとか終了し病院内へ戻ろうと窓に足を架けました。 
    そこで私の懐中電灯の光の中映されたのは、 
    ベットの無い病室に立つ無数の患者さん、青白い顔でキッと 
    私を睨んでいるようでした。悲鳴を上げながら足場の階段を下り現場事務所へ戻り 
    関さんにその話をすると、「おかげで俺も胃潰瘍気味なんだ…」との事、 
     それ以後は、強い風も無く朝を迎えましたが、本当に怖い思いをしました。 

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    733 : あなたの皮下組織から名無しさんが…[] : 投稿日:2003/10/07 22:30:00
    これは昔本当にあった話しなんだけど 

    小学校4年のころ身体が弱かった俺はよく学校を休んでばぁちゃんの部屋に寝てたんだ 
    北西にあったから部屋はいつも薄暗かった。 
    そこで寝ると必ず同じ夢を見てたんだけど 
    その夢っていうのが恐ろしくて今でも思い出しただけで鳥肌が立つんだけど血走った目 
    だけが追いかけてくるんだ。最初はうしろの方で誰かが見てるような感じがして振り向く 
    んだけど誰も居ない。何度か振り向いても誰も居ない。もう1回見てみる。誰もいない。 
    前を向いた瞬間、その血走った目が現れたんだ。うわー 
    逃げても逃げても追いかけてくる。辺りは真っ暗で何も見えない。遠くの方に灯りが見えた 
    「家だ。家がある」 無我夢中でその灯りに向かって走った。「たすけて、たすけてください」 
    息を切らせながら俺は助けをもとめた 

    後半へ 


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