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    26 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 12:53:55 ID:ayjCmLz10 [1/4回(PC)]
    100 本当にあった怖い名無し sage 2006/10/18(水) 23:06:48 ID:4SE/jmFN0 
    ある年の秋。 

    友人がハマッたのに感化され、中型二輪免許を取った。 
    そして俺は発売されたばかりのヤマハ・セロー225というオフロードバイクを買った。 
    元々山好きな俺は「ヒマラヤカモシカ」という名を持ち、 
    どこまでも山の中に入り込んでいけそうなこのバイクを一目で気に入ってしまった。 
    仕事場に乗っていくと親方が 
    「なかなかハイカラなバイクだな。だがホンダじゃないのが気にいらねぇ」 
    と感想を漏らしていた。 

    それからは荷物を持って行く時以外は現場に行くにもセローで行くようになった。 
    仕事柄、現場は山麓に有る事も多いので未舗装路でも気にせず走れるセローは非常に重宝した。 
    また、山奥のお社に上るには長い階段を上らなければならない事も多いが、 
    セローならちょっとした獣道でも入っていけるので階段を避けてお社まで行く事も出来る事も多く、 
    何時しか無くてはならない仕事の相棒となっていた。 

    ある土曜日、現場を早めに切り上げてお社から更に奥に入り込んでいく獣道を登ってみた。 
    沢沿いに高度を上げていくと、少し開けた川原に出、其処に結構大きな滝が有った。 
    滝つぼは深く、清冽な水の中に岩魚の姿も見る事か出来た。 
    滝を良く見ると、裏側に空間があるのに気付いた。そして、滝の裏に入っていけそうな足場がある。 
    俺は興味を引かれ、滝の裏に入って行った。


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    965 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/05/17 17:24 ID:YP98CZ00 [1/3回]
    小学校5年生の頃だったかな。 
    わりと仲良くしてた友達Aの妹が、重い病気にかかって死んでしまったんだ。 
    落ち込んで塞ぎ込むAに、皆何を言っていいのかわからなかったみたい。 
    俺はというと、死ってのがよくわからなかったってのと、 
    変に気を使っちゃ逆にAや妹さんに悪いような気もして、 
    別に何を考える事なく遊びに誘ったり、誘われたりしてた。 

    ある日、そのAに誘われて家に遊びに行った時、 
    リビングにある洋風の仏壇というのを初めて見て感心してた。 
    「なんだよ、クリスチャンかよ。なんかカッコイイな」みたいな事を言ってた気がする。 
    すると、Aが俺の袖をつまんで 
    「Bちゃん(俺の事ね)、いいもん見せてあげるよ」 
    と言いながら、すぐ後ろにあるタンスから数枚写真を取り出して、俺に見せてきた。


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    794 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/04/27 02:42 ID:vNojlwL5 [1/1回]
    なんか怖いというより妙な話なのでここに書きます。 
    私も信じきれないとこありますので、ツッコミはなしでよろしこ。 

    私の田舎は、なんか教会が何件もある町でして。 
    そのせいかクリスチャンが多いです。私の伯母も日曜には教会へゆくクリスチャンのひとりです。 
    ある日の真っ昼間、バザーだったかイベントの相談をするために、伯母と牧師さんともうひとりのクリスチャンの人の3人で、礼拝堂のとなりにある小部屋に入りました。 
    ふと妙な気配に気が付いて、3人同時に天井を見上げました。 
    そこにはクリスチャン仲間の別のおばさんが、天井に背中を張り付けられたようにくっついているのが見えたんだそうです。 
    幽霊みたいですが、死んでる人ではないので生き霊みたいなものかなあと私は思いましたが。 
    伯母は牧師さんも一緒だったので怖くはなかったとか。 
    牧師さんが張り付いてるおばさんに声をかけてみましたが、目玉だけはこちらを見るものの、何も言ったり動いたりしません。 
    牧師さんはしばらく考えたらしいですが、結局「○○さん(張り付いてるおばさん)のために神に祈りましょう」と言ってお祈りを始めました。 
    伯母たちも目を閉じて一心に祈りました。 
    お祈りが終わってみんなで見上げたら、もう天井には何も無かったそうです。 

    そのあと3人で、張り付いてたおばさんの家を訪ねたらしいですが、もちろんそのおばさんは家にいて、教会になんか行っていませんでした。 
    ただ、そのおばさんは家庭内にちょっと深刻な問題がおきたところで、ちょうど伯母たちがそのへんなものを見たころ、死のうかと思いつめていたんだという話でした。

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    669 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/04/15 22:58 ID:M0u7WNxu [1/3回]
    息子を出産したあと、しばらく夫の実家でお世話になった時、息子が 
    まだおなかにいたころ、風邪をこじらせて亡くなってしまった 
    おじいちゃんの部屋を使わせてもらった。 
    88歳の大往生で、それまで病気ひとつせず、ぼけることもなく 
    とても元気で飄々としたおじいちゃんだった。 

    夫と結婚したころにはもうだいぶ耳が遠くなっていて、大した 
    会話をすることはなかったけれど、それでもおじいちゃんの 
    人柄の良さは感じていたので、亡くなったと聞いたときは 
    悲しかった。 

    生まれたばかりの息子と二人、昼も夜もない生活を送って 
    おり、ぼんやりした状態であったことは先に説明しておく。 

     ある夜、お腹をすかせて泣き出した息子に乳を与えている 
    時に、部屋にふたつあるダウンライトの片方がチカチカと点滅 
    し始めた。夜中におむつをかえることも頻繁にあるので、眠るとき 
    でもダウンライトをつけていたのだ。 
     私は「電球が切れかかっているんだな」と思い、翌日にでも 
    夫に取り替えてもらうように言おう、と考えていた。


    【なんでチカチカしてるんだろうね】の続きを読む

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    390 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 23:12:44 ID:OvV11mcA0 [1/3回(PC)]
    新年早々失礼する。 
    意外と元日が俺の誕生日だ!っていう人は多いだろう。 
    だけど、親族の命日と誕生日と元日が重なってる、なんて人はあんまりいないと思う。 
    何分の一かの確率かは知らんが、俺はその三つが揃った人間だ。数年前に知ったんだけどね。 

    ちょうど俺のおばかおじにあたる人がいた。数十年前の話だ。その人は何年だかは失念したが、12月31日に生まれ、翌年の1月1日に無くなった。 
    どうやら身体の先天的な欠損が亡くなった原因だったらしい。 
    長い間役所にも届けなく死産として扱われていたが、お寺のほうから 
    「この世に生を受けたのだから、名前と戒名をきちんとつけないとだめだ」 
    と言われたらしく、後々つけたらしい。俺もその名前を教えてもらったが、失念してしまったorz 

    で、20年か30年か経って、その人の弟にあたる俺の親父の子として、俺は1月1日に生まれた。 
    生まれたときは仮死状態だったらしく、仮に生き残っても無酸素状態が長く続いた場合に起こる脳の障害がほぼ出るんじゃないか、と言われてたらしい。 
    だけど、俺は何の障害も無くたいした病気や怪我もしなく、運よくボチボチの大学に受かってここにいる。 
    なんだかここ2.3年の間に立て続けに親戚が亡くなってる所為もあってか、妙に最近信心深くなった。 
    とかいいつつも今日もおじさん(おばさん?)の命日だってのに仏壇に向かっててすらあわせず父方の実家から帰ってきちゃったんだよな。 
    明日もう一度行ってきちんと手を合わせるので、今日のところはこの書き殴りにも近い文章を以って今日の分の供養と代えさせて頂きたいと思う。 

    てかまだ書きたい事あるので、もうちょっと書き殴る。


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