269 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/05/20 01:06 ID:RSsm+XBA [1/7回]
いい話かどうかはワカんないけど。
今から約10年位前の話。
当時、オレには仲が良い女の友達が居たんだ。
今だから言えるけどやっぱかわいかったよ、モテてたしね。
なんか気が合うらしくて良く一緒に遊んだりしたよ、自分の気持ちを隠しながら・・
そんなある日、ソイツが手術する為に遠くに行く事になったんだ。
詳しくは教えてくれなかったが先天性の持病を持ってたらしい。
でも、ソイツはオレには弱いトコロをなぜか見せないようにしてたなあ、なんでだろ?
オレもそういうのを知っていながらは優しい言葉を何1つかけれなかったんだよ・・・
手術するって知った日、オレは励ますところか逆にふざけてソイツに言ったんだよ。
「もし、手術中に幽体離脱でもしたらオレの所にでも来なよ。首筋
でもなぞってくれればオマエだってわかるからさ。」
そしたらソイツ「絶対行くから」と答えたんだよ、オレはできるわけないって笑ってたら
スゴイ真剣な顔でオレを見つめていたのを覚えてる。
手術する日を教えてもらってソイツは数日後、療養先に行っちゃったよ。
見送りすらできないキチンなオレだった。
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