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    269 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/05/20 01:06 ID:RSsm+XBA [1/7回]
    いい話かどうかはワカんないけど。 

    今から約10年位前の話。 
    当時、オレには仲が良い女の友達が居たんだ。 
    今だから言えるけどやっぱかわいかったよ、モテてたしね。 
    なんか気が合うらしくて良く一緒に遊んだりしたよ、自分の気持ちを隠しながら・・ 

    そんなある日、ソイツが手術する為に遠くに行く事になったんだ。 
    詳しくは教えてくれなかったが先天性の持病を持ってたらしい。 
    でも、ソイツはオレには弱いトコロをなぜか見せないようにしてたなあ、なんでだろ? 
    オレもそういうのを知っていながらは優しい言葉を何1つかけれなかったんだよ・・・ 
    手術するって知った日、オレは励ますところか逆にふざけてソイツに言ったんだよ。 

    「もし、手術中に幽体離脱でもしたらオレの所にでも来なよ。首筋 
     でもなぞってくれればオマエだってわかるからさ。」 

    そしたらソイツ「絶対行くから」と答えたんだよ、オレはできるわけないって笑ってたら 
    スゴイ真剣な顔でオレを見つめていたのを覚えてる。 

    手術する日を教えてもらってソイツは数日後、療養先に行っちゃったよ。 
    見送りすらできないキチンなオレだった。 


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    261 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/05/18 13:11 ID:OzPxFwxF [2/5回]
    心霊というには少し違うかもしれないけど… 

    去年の事です。大好きなおばぁちゃんが突然亡くなりました。 
    うちは叔母にも叔父にも子供はいなくておばぁちゃんにとっての孫は私と姉と2人だけでした。 
    そのせいもあってかおばぁちゃんは本当に小さい頃から私達姉妹を本当に可愛がってくれていて私達もそんなおばぁちゃんが大好きでした。 
    父の仕事の都合上、海外転勤などもあって離れて暮らしていた時期もありましたがその間も私達の大好きなお菓子を送ってくれたり、いつもいつも私達の事を考えてくれていました。 

    本当に優しくて大好きなおばぁちゃんでした。 
    私達もしょちゅうおばぁちゃんの所へ遊びに行っていて、その度におばぁちゃんは「ほらほら、お菓子沢山あるよ食べなさい」と 
    好物のお菓子や食べ物を用意して嬉しそうに勧めて来ました。 
    私達もお腹が一杯になっても「美味しい美味しい」と喜んで…本音としては「苦しい」と思いつつ…食べる姿を嬉しそうに見るおばぁちゃんの為に無理してまで食べてました。 

    でも私達も高校に上がってからは段々と遊びに行く回数も以前と比べると大分減ってしまい、姉が社会人・私が大学生になるころには「仕事があるから」「バイトとかレポートが…」 
    と月1回行くか行かないかくらいになっていました。(それでも普通よりは多いらしいですがほぼ毎週だったので) 
    その間にも母だけが会いに行って帰ってくると必ず「おばぁちゃんから」と沢山のお菓子や好物がお土産に渡されていました。


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    244 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/05/17 01:53 ID:ClWpK4C8 [1/1回]
    高校2年の時の話。 

    親と仲が悪く、鬱に入った時期があった。 
    飼っていた猫が、脱走した翌朝、毒を盛られて庭で死んでいて、 
    鬱時期だったこともあって自殺を考えた。 
    いつもは手首を切っても、そんなに深く切らず、 
    何本も血のにじむ浅い傷をたくさん作ることで鬱憤を晴らしていたが、 
    その時は本気で死のうと考えた。 
    カッターじゃなくて、彫刻刀のナイフ形のを持ち出し、手首に刺した。 
    抜くと、すぐに鼓動にあわせて血が出てきて、バスタオルにしみこんでいく。 
    両手首にしようと思ったけれど、左手が小刀をうまく握れず、 
    ならばと小刀を首に当てた時、猫の声がした。 
    振り向くと、ベッドの枕元に、骨壷をおいてあり、そのところに猫がいた。 
    猫はベッドの上から降りると私のそばに来て、 
    血がだらだら流れてる手首を舐めた。 
    一生懸命血を止めようとしてくれてた。 
    ずっと泣けなかったのに、涙がぼろぼろ出てきた。 
    そのあと泣き声に気づいた母親が救急車を呼び、医者に連れて行かれた。 

    それからはそんなバカなことは考えなくなった。 
    偶然知り合った霊能者さんには、 
    「強いキジトラの猫が守ってくれてるよ」と言われた。 
    猫に呆れられるようなことはしないで、これからも生きていきたいと思う。



    246 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/05/17 02:50 ID:xuhAfwhY [1/1回]
    >>244 
    涙が溢れて止まらなかったよ。 
    がんばれ、生きろ。 
    生きたくても生きられなかったにゃんこの分も。 
    にゃんこが守ってくれてるんだからさ。

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    236 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/05/15 19:38 ID:UNUVBrb5 [1/2回]
    中学生の頃、病気で父が死んだ。 
    葬式からしばらくは、死んだことを自分で実感できずに、涙も出ず、 
    私は薄情な人間なんだとぼんやり思いながら過ごしていた。 
    その頃の私は寝てばかりだった。あんなに寝ることはないっていうくらい一日の 
    大半を寝て過ごした。今思えば無意識の内に寝ることに頼っていたのかもしれない。 
    あと、多分なんとなくだけど生命力が低下していた気がする。何もやる気が起きなかった。 
    そしてある日の夕方、父の部屋でテレビをつけっぱなしで寝ていたら、 
    「○○(私の名前)!」と呼ぶ声が聞こえた。「お父さんだ!!」と思ってガバッと飛び起きたら、 
    それはテレビのCMで、あるタレントがこちらを向いて笑いながら、「○○!がんばれ!」と 
    言っていた。偶然にも同じ名前だっただけだった。 
    でも後にも先にもそのCMを見たことはないし、私が聞いたの明らかに父の声だった。 
    そこでふと我に返り、父を亡くしたことがリアルに私の体を駆け巡り、 
    父のいなくなった父の部屋でワンワン泣いた。 
    あのCMは偶然流れただけかもしれないが、私の中ではとてもとても大きなものだった。 
    (続きます)


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    218 : バス停1[sage] 投稿日:04/05/09 22:12 ID:dRR9gQ6+ [1/2回]
    二十代前半ではしらないかも知れないけどさ。 
    一昔前に、コカコーラからHi-Cってジュース出てたの覚えてるかな? 
    俺は100%じゃないフルーツジュースは直ぐに頭痛になるんだけど、 
    特にHi-Cは一口でクラクラに成るのさ。 
    最初に飲んだのは幼稚園位でさ、札幌にあるテレビ塔の展望台に上ってウキウキしてる時にもらって、一発で吐いてウキウキ気分から一転して欝になった。 
    それからも数年に一度位チャレンジしたけど、 
    薬っぽいジュースは大人になった現在でも駄目。 
    しかし、一度だけ美味しく飲めた事があってさ・・。 

    俺が16の時にバイク乗ってて、 
    20キロ離れた実家に帰るのに隣町まで走ってたのさ。 
    夜の8時位で国道は渋滞してたから、いつも裏道を通ってね。 

    明るい道から街灯もまばらな道に出てのんびり走ってた。 
    途中、一個だけバス停があってさ、周りに家が1,2軒有るだけなので、 
    夜にというより、昼でもバスを待ってるのは見たことが無い。


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