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    615 : 609[sage] 投稿日:2006/12/10(日) 17:22:39 ID:l3ZyqFFj0 [2/8回(PC)]
    大学に受かって初めての一人暮らしを始めたころの事なんだけど。 
    そういや大人じゃなくて18歳だな・・嘘書いちゃった(;´Д`) 
    下宿先も決まって天気も良かったんでちょっと新生活のご近所を偵察しようかなーって外出したわけ。 
    自転車はまだ買ってなかったんで歩きで。そんなに遠くに行くつもりなかったんで・・ 
    いい店見つけたら昼飯食おうかな~なんて考えてたんで午前11時頃だと思う。 

    ちょっと行ったら山の入り口があった。下宿からほんの50mくらい。 
    山って言ってもほとんど丘。公園みたいな感じに見えた。 
    展望台でもあるんかな~くらいな軽い気持ちで登ってみることにした。 
    真昼間だし街中で車もばんばん走ってるんで恐いとは思わなかったな。 

    山道・・って程でも無いけど、木もまばらで迷いようが無い。ハイキングコースかな? 
    五分もすると頂上に。でもその風景がなんか変だったんだよ。 


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    950 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/13(土) 12:34:39 ID:Lc2CebrJ0 [2/6回(PC)]
    家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど結構 
    面白い話を聞けた。 
    田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、神様とか妖怪やら祟りなど非科学的な物 
    が当たり前に信じられていた時代でそう言った物を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。 
    どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、じいちゃん曰く「おやじには霊感があったから 
    そう言う神がかった物は見分ける事ができたんだ」と喜一じいちゃんは言っていた。 

    喜一じいちゃんの時代は電話が無かった、無かったと言っても一般家庭での話しでお役所や大手の企業 
    等は所有していた。喜一だって何度か市役所で見たことがあったがそれでも少年にとっては未知の世界 
    の機械、ある日そんな特別な電話機を蔵で発見したのだそれはもう喜一にとっては大事だった。蔵を飛 
    び出しドタドタと縁側を駆け抜け店へと走る「何で何で!!電話機が蔵に!蔵に!?」大興奮の喜一の 
    言葉は片言だったが親父には充分だった「おめぇまた勝手に蔵に入りやがったな…」じろりと喜一を睨 
    んだが今の喜一には全く効果は無かった。 
    「なぁなぁあれしゃべれるんだろ?隣町のじっちゃんとも話せるのかな?」目をキラキラさせながら話 
    す喜一をしり目に親父は足の爪を切りながら「あほう、家に電話線何てあるか、それに電話機ちゅーの 
    は向こう側にも電話機がねぇと話せねーんだよ。」親父の冷めた口調に喜一の興奮もあっという間に冷 
    めてしまった。「この辺で電話機がある所っちゃぁ市役所、軍の事務所、隣町の呉服屋ぐれーだろ、ど 
    っちにせよお前みたいなガキには縁の無い物だな」ガキ扱いされた上にじゃまだと店を追い出されすっ 
    かり喜一は機嫌をそこねた。 
    電話機はもう買い手が決まっているらしく家の蔵にいるのはほんの数週間、電話機自体壊れていたがみ 
    えっぱりな金持ちの壁のオブジェになるそうだった。(当時の電話は壁に掛る大きな物だった)それで 
    も喜一は親父の目を盗んで電話機の受話器を取って話しをしていた、と言ってもただの独り言だ「…そ 
    れで親父はカンカンだしかーちゃんは大泣きするしで…」「フフ…」喜一の話に誰かが笑った「え?」 
    喜一は周りを見渡したが誰かがいるはずも無い、と言うことは電話の向こうだ。 


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    612 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/12/10(日) 17:01:13 ID:7+PMffLu0 [1/2回(PC)]
    未だに信じられないんだけど・・・ 

    今年結婚して今のアパートに越してきました。 
    完成したのが3月なので、4月辺りからちらほら人が入居。私たちは3月の末から住んでいました。 
    隣は20代後半の夫婦、二階は50代の夫婦、斜め上は20代の同棲カップル。 
    この同棲カップルがいかにもDQNで、中廊下でタバコを捨てるわ駐車スペース無視するわ・・・ 
    夜はあんあん声が響き、私たちの真上の50代夫婦が一度注意したほど。 
    そうこうするうちに怒鳴り声や泣き声、悲鳴が聞こえてくるようになりました。 
    彼氏が彼女に暴力をふるってるみたいなんですね。 
    私たちの部屋には聞こえてこなかったのですけど、廊下だとモロに聞こえました。 
    また2~3度警察もやってきました。 

    たまりかねて住民同士で相談した結果、大家に話して出て行ってもらうことにしました。 
    元々このアパートは同棲禁止ですし、周囲も割りと閑静な住宅街で、大家としてもトラブルを起こしたくないという事で了承してもらえました。 
    カップルは月末には引っ越すことになりました。 
    さすがに退去勧告を受けて、カップルも大人しくなり、これで平穏な日が来るだろうなあと思っていました。 
    ところが・・・ 
    引っ越す前日の深夜、彼氏が中廊下で彼女の髪の毛を引き抜くという事件が起こりました。 
    私たちはたまたま実家へ行っていたのですが、50代夫婦によると 
    「尋常でない」叫び声だったということです。 
    彼氏のほうは駆けつけた警察官に逮捕され、彼女のほうは救急車に乗って行ったそうです。 
    私たちが帰宅した時はまだパラパラと彼女の髪の毛が落ちていて、警察が中廊下の写真を撮っていました。 
    引越しは彼女の親によって行われ、カップルの部屋は空き部屋になりました。 

     
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    751 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2006/12/29(金) 03:06:51 ID:RSKKJGIq0 [1/1回(PC)]
    ずっと謎な話。 
    小・中と同級生な女の子(ひとりっこ)がいて、その子(仮にA子)の両親はA子が小さい頃に離婚してる。 
    それで、ずっとお母さんと2人暮らしだったが19歳の時にお母さんが再婚、閑静な住宅街に立派な一戸建てを立てた。 
    子供だけ籍は入れずに、母親だけ新しい夫の名字に変わって3人で生活している。 
    この前スーパーの化粧品コーナーで買い物してたら、新しい名字のA子の母親が働いてて,「あ、A子さんの・・・」と話し掛けたら 
    「はい、A子の母です。子供だけ籍は入れてないんですよ」と紹介された。 
    しかし、ここでもの凄く不思議なのは、小・中のとき何度か学校に授業参観等に来ていたA子の母親と,その中年女性がまったく別人なこと。 
    何度も「本当にA子のお母さんなんですか?」と何度か確認したけど疑わしい仕草はまったく無く、母親だと言う。 
    授業参観にきていた40~50歳ぐらいの中年女性は、ものすごいA子にそっくりで顔は双子みたいに本当に瓜二つ。誰が見てもひと目で親子だと分かる。 
    が、スーパーで話したその女性はまったく違う人で,痩せたとかそういうレベルではなくホントに別人。 
    よく考えてみると、もしかしたらお父さんが再婚して新しいお母さんとA子の3人暮らしなのでは?と考えついた。 
    が、A子をよく知る中年のおじさん等に訊いても、お母さんが再婚したんだよ、新しいお父さんも見たことあるよ。本当のお父さんは違うとこで暮らしてるよ。と言う。 
    この仕組みがどういうことなのか、わからなくてずーっとモヤモヤしてる。母親に確認したくても,もう化粧品コーナー自体潰れてて会えない。 
    家までたずねて行って訊くというのもすごい勇気がいるし・・・。まだ不思議なのは、その立派な一戸建てを建てたところって 
    前の旦那さんと住んでたとこのすぐ近くなんだよね。そんなことして元旦那(A子の実父の事)は怒らないのだろうか??? 
    その家の表札には、再婚相手の男の名字とA子の名字、ちゃんと2つ書かれて飾ってある。

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    473 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/11/28(火) 18:24:36 ID:S5B3T8DF0 [1/1回(PC)]
    小さい頃(小学校に上がる前くらいだったかな?)爺さんの車で買い物から帰宅した。 

    家は小さな民宿をやっていたんだが、海沿いの崖の上に立っており、駐車場の少し後ろは崖になっていた。 
    自分はというと、爺さんに買ってもらった玩具にご満悦で車の中で遊んでいた。 

    爺さんは、まだ車で出かける用事があったらしく「すぐ戻ってくるから、車で待ってなさい」と言って、エンジンを掛けたまま車から降りた。 
    自分は(またドライブにいけると)ご満悦で「分った。」と返事をして車で遊んでいた。 

    少しして気がつくと、何故か自分は家の裏の倉庫(料理用の食材倉庫)で遊んでいた。 
    (ここが全く記憶に無い。何時移動したのか。何時車から降りたのか?) 

    そして家の前の駐車場が騒がしい。 
    「○○(自分の名前)が死んだー!!」と大人達が叫んでいる。 
    爺さんが「自分のせいだ!!」と泣いている。 

    訳が分らず「どうしたの?」と出て行くと、大人達が目を丸くして驚いていた。 

    何でも、車のサイドを引き忘れていたらしく、車が崖から転落したらしい。 
    崖の下を覗き込むと、爺さんの車がひしゃげて煙を吹いていた。 

    凄い音がして大人達が気がついたらしく、車に自分が乗っていたので、死んだと思ったらしい。 

    只不思議なのは、倉庫には食材が置いてあるので、店の中を通らないと行けない。 
    カウンターの裏なので、カウンターをくぐらなければならず、そこでは爺さんと親父が話していた。 
    だが、誰も自分が倉庫に行くのを見ていない。(と言うか、見ていたら車に乗っていないのは分る。) 

    今でも、崖の下の車だけは繊細に覚えている。

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