21 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/03/31 19:36:00
    私が以前、勤めていた会社での話である。
    会社は東京・高田馬場駅からそう遠くない繁華街の、少々古びたビルの6階にあった。
    このビルには 、いつからか6階トイレに夜中、何かがいるという噂が誰いうとなく広まっていた。
    しかし、実際にその何かを見たなどという具体的な人物の話もなく、この手のビルによくある怪談話のひとつであろうと誰もが思っていた。
    ある日、ビルの管理会社がトイレの芳香剤を従来の床置き型の物からトイレットペーパーのホルダー型の物に取り替えた。
    これはペーパーを押さえる軸の部分に芳香剤とセンサーが入っており、ペーパーを引き出すたびに香りが漂い数種類の音楽が流れる仕組みの物であった。
    これが結構会社の中で評判となり、トイレを出たあと何の音楽が鳴ったのか皆で話したりするのが流行ったのだった。
    しかしその一方、良くない評判も次第に広がり始めた。
    夜中、一人で泊まっていると誰も居ないはずのトイレの中からトイレットペーパーを引き出す音とともに『メリーさんの羊』が聞こえてくるというのだ。
    噂は会社中にあっという間に広がり、以来夜間勤務を希望する社員が激減!
    夜間勤務を希望する者が1人もいなくなる日がしばしば起きる有様であった。
    そこで会社側は夜間勤務を従来の希望者制から当番制へと変更し、強制的に夜間勤務を全社員に義務付ける事にした。


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    484 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/04/05 00:08
    私が市の主催する絵画の文化教室に通っているときの事。 

    年に一度、文化教室の作品を市街地の地下街の広間みたいな所で展示をするんです。 
    私は初めて自分の精魂込めた作品がこういう場で展示されるということもあって、 
    楽しみにして見に行くことにしました。 
    でも、その場所は広い割には地下駐車場に車を止めた人しか通らないというような所で、 
    ホームレスの溜まり場になっていたんです。 
    それでも、私は嬉しくて自分の絵を写真に撮ったり、いっしょに教室に通ってる人の作品を 
    映したりしていました。 
    すると、カメラのフラッシュがまぶしかったのか、そのすぐそばで昼真から寝ていたホームレスが 
    「まぶしいな。いい加減にしろや。寝れないだろ」とすごい剣幕で怒鳴り始めました。 
    私はすごく楽しみにして、わざわざ遠くまで足を運んだのに、こんな目に会い、 
    すごく不愉快で残念な気持ちになり、「乞食なんか死ねばいいのに」と心の中で思いました。 

    家に帰っても、やりきれない気持ちでいっぱいになり、地下道を管理している市のほうへ 
    苦情の電話をかけ、事の次第を話しました。 
    市役所の方は真剣に私の話を聞いてくれ、早急に対処すると言ってくれました。 
    一週間後、同じ場所に行きましたが、役所の人が言ったとおりホームレスはその場所に一人もいませんでした。 

    そして、すがすがしい気分で何日か過ごしていたのですが、あるとき、私の家に警察が来て、 
    「○○さんのことをご存じないですか?」と聞いてきました。 
    私はその名前に心当たりがなかったのですが、聞くと、その○○というホームレスが 
    街の不良どもに狩られて死んだそうで、その死ぬ間際に私の差し金だと言ったそうでした。 
    私は実際にそのホームレスが死んだことにも驚きましたが、自分の名前を出したことにもっと驚きました。 
    おそらく、絵の作者名を覚えていて、死ぬ間際にその私の名前を出したのでしょうが、 
    非常に気持ち悪いことだと思いました。



    485 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/04/05 00:19
    >>484 
    非常に興味深い話ですね。 
    人間、恨みを買うとろくな事は無い、 
    というテンプレのようなお話。

    949 : あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] : 投稿日:2003/11/02 15:38:00
    私がまだ幼稚園に行く前、姉と二人姉妹だったが 
    姉が幼稚園に行ってるときの遊び相手は 
    いつもおばあちゃんの部屋にある三面鏡の中の人だった。 
    その人は今思うと成長した自分に似ているのだが白い着物を着て無口だった。 
    私はその人に向かってずっとしゃべり続けていた。 
    母は私が寂しいのだろうと犬を飼ってくれた。 
    それから犬と遊ぶようになりその人のことは忘れた。 
    この前久しぶりにおばあちゃんの部屋に入ったがちょっと怖くて三面鏡を覗くのをやめた。 


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    175 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/02/16 19:56:00
    ある人(仮にAさんとする)が、夜一人でツーリング中、
    運悪く単独事故に遭ってしまい、霧が深く一人では事故の
    処理はおろか帰れないので、友達に助けに来てもらおうと峠
    にある電話ボックスに入った。
    霧の中で地面を何かがやって来るのが見えたので、
    目を凝らすと、それはだんだん近づいて来る。
    はっきりと、それが何か分かる頃にはボックスの
    すぐ近くまで来ていて、何と恨めしそうな表情の上半身だけの
    人間だった・・・。
    胴のあたりは血で染まり、内臓をひきずっているにもかかわらず、
    それはボックスめがけてずるずると這ってきている。
    驚いて電話の相手に話していると、それはボックスに
    張り付くように周りをぐるぐる回りはじめた。ガラスに囲まれ、
    Aさんに逃げ場はない・
    ・・。恨めしそうな顔はAさんを見つめつづけている・・・。
    Aさんはあまりの気味の悪さと恐怖に気絶してしまい、
    朝になって友達に発見されるまでそこにいた。
    ボックスから体を出して倒れていたそうだ。
    Aさんの胴回りには血糊がぐるりと輪をかいてベルトのように
    なっており、あたりには血の跡すらみあたらなかった。
    あとで調べてみると、その電話ボックスの近くでひき逃げがあり、
    被害者は胴体を分断されていたそうである。犯人は見付からず、
    被害者が下半身を捜してか犯人を捜してかは分からないが、
    血まみれの上半身だけの体で這いずりながら夜な夜な現れるという
    噂があったそうだ。

    177 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/02/16 20:10:00
    あの日。私は群馬の大間々と言う所のペットショップに子犬と子猫を見に行った。
    ただ、どれも予算オーバーでがっかりしながらドライブがてらかなり遠回りではあるが
    大間々から足尾を通り日光方面へと向かっていた。
    春先と言うこともあって7時を過ぎた景色はすっかり日が暮れていた。
    足尾の町に入るか、入らないかのある個所で私はだんだんと体が重くなってきた。
    『見られてる』私は木が生い茂った山の中の景色に目をやった。どれほどの念だろう。
    それこそ、山全体に霊たちが住んでいる。どこに目をやっても彼らの存在が感じ取れた。
    ちょうど2月の半ばにいわくつきの峠に行ってきたばかりなのだがそこととても感じが似ていた。
    やはり、山に逃げ込んで殺された落武者や女性の霊が多かった。ようこそ。XX町へ
    という看板には明らかに江戸末期から明治ごろの着物をきた髪の長い女性がへばりつきながら私
    に笑いかけていた。「誘われてるかも」 私は運転していた連れに忠告した。
    『ここの山もやばいところだよ。気を引き締めて運転してね』ところが彼はすでに霊たちに囲ま
    れていた。
    『なんかハンドルが言うこときかない。頭もぼーっとしてる。でも大丈夫だから』
    うつろな状態で話す彼の状態はとても大丈夫なものではなかった。
    『しっかりして!ネコ見に来て死ぬわけに行かないのよ。情けないでしょ!』私が言った。
    彼の目はすでに眠気に誘われており両の手は操り人形状態だった。
    あたしは彼の左手に手を置いた。そして念を込め目を閉じた。彼の顔が元に戻ってきたので私は
    後ろの席に移動した。
    車の後ろのガラスに大きなもやがついてきたので追い払うためだった。
    しかし。山全体の木々に数え切れないほどの霊が宿っているこの場所では追い払っても追い払って
    もいたちごっこのような気がした。
    私は連れに『あたしがいるから大丈夫だから。気をしっかり持って運転していて!』
    と少し力を込め、大きな声で言った。


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